ムラマサ☆/9STARSⅡ LAST EIGHT TOUR
【彼らが埋もれるのなら、そんな世の中の方が間違っているんだ】

9STARS II -LAST EIGHT TOUR- [DVD]

ムラマサ☆ / CarryAway Entertainment inc.



久しぶり。色々書きたい事が実はあるのですが、とりあえず約束を果たしたいな。

ムラマサ☆は男4人、女4人のスカポップバンド。まぁ正直スカポップというジャンルに収まるようなバンドでもないですが。

彼らを知ったのは、彼らがメジャーデビューした後になんとなくCD屋で見かけて試聴したのですが、正直ピンと来なかったのです。

それから、大分月日は流れて、夢風鈴というシングルが出た頃かな?PVを見て「良い曲だな」っと思っていたのですが、試聴した時の事を思い出して、「まぁあの曲が良いぐらいだろ」っと思っていたのです。

そしてほどなく聞こえた、解散の話し。BESTなら買ってもいいかなっと思って、ムラマサ☆BESTを購入するのですが、「!!!」っとなったのは、自分でも懐かしい話です。

とにかく、楽曲のデキがいいんです。このバンド。BEST後にオリジナルアルバムも網羅したのですが、捨て曲が0です。キャリアの中で捨て曲がないんすよ。もう昔の俺をぶん殴りたいですわ。

そしてそして、その後行かなかった事を後悔するしかない、DVDの本作が発売されました。
発売当初は1日2回ぐらい通して見て、もれなく泣くという状態でした。

是非、この感動を少しでも多くの人に知ってもらいたいと思い、休止状態のこのブログで筆を取った次第であります。

このDVDは、ムラマサ☆の解散ライブとなる大阪のなんばHatchでのライブを収録しております。
曲数がかなり多いですが、できるだけご紹介。

ライブ前のファンの映像から始まり、場面はオープニングSEへ。SE終わりで、スクリーンに映る8人が拳を突き上げた影、そして始まる#1.SUMMER OF LOVEのイントロ、スクリーンが落ちて、一気にテンションがあがる観客、例外なく拳を突き上げ、「オイ!オイ!」と叫ぶファンの姿に鳥肌がぞわぞわ立つオープニング。すごいっ!この曲、Vo.ユミはかなり舌足らずなんだか、それがまた絶妙な引っかかりを生むという、彼女が歌うから破壊力を増すおもしろい曲。
そして、ユミの掛け声とJUMPから一気に#2.HECTIC!!!!!!!!へ流れ込むっ!Aメロでの、スネアの抜けがかっこよく、ブレイクのギターフレーズなんてなんて事ないのに、キメがしっかりしてて非常に心地良いね。Tb.ヤヨイのソロも見所。
続く#3.Jelly Londonのイントロのなんとも言えないかっこよさ、スカのリズムの心地良さ、そしてそれだけに頼らない各パートの見せ場が随所にある佳曲。ギター、ベースの絡みのブレイクは凄いっす。

久々に今見ながらこれ書いているのですが、本当に楽曲1つでも、同じメロでもバックの演奏が違うのが、単純だけど飽きが来ないよう惜しみなく作っているなぁっと実感。

MCを挟み、#4.SWINGING。歌メロとホーンは甘いのに、ギター、ベース、ドラムはアタックが強めになっていてメリハリがあるのが面白い。全編に渡るホーンセクションの吹きっぷりも心地良い。そしてそして、フロアタムを叩き割るように叩くDr.はなやん、オーディエンスを煽るT.Saxのマサシ、またもや舌足らずなVo.ユミのアンバランスさがたまらない#5.DANCE OR DIEっ!最高ですっ!

またもやMCを挟み、これ思いついた瞬間ガッツポーズだろうなぁってイントロギターからガツンと流れ込む#6.SELFISH GIRL!!っ!何気に手数が多いドラムと、全編に響き渡るホーンが素晴らしい。そして、Gu.リョウタのあおりから入る#7.no way no way。サビのホーンの入り方が絶妙で、思わず合いの手を入れる観客、またこの曲のベースラインは非常におもしろいね。ラストのギターとホーンの絡みもカッコいい。テップルタイム(手がプルプルになっちゃう時)のイントロを経て、たまんないメロの#8.対子っ!人差し指をツンツンしながら、踊るTb.の二人が非常に可愛らしいw。
名曲だと思う星ヶ丘のイントロから入る#9.ムラマサ☆メドレー。Fatherあたりは単体でやって欲しかったが、ホントに良い曲が連打連打で続くのはたまんないし、曲構成もホント練ってあるね。繋ぎは全然違う曲でやったり、面白い。そしてこのバンド、ホントに良い曲が多いという事実を突きつけるね。

そして、ここから徐々にまったりモードに移る。
#10.スターダストは、決して遅い曲じゃないが、メロが際立つし、中盤以降のホーンはホントたまんない。クラップ入れるユミがかわいいね。CDだとかなりまったりした印象があった#11.ゆきだるま。ライブだとアタックをしっかり出してて、思ったほどまったりしてないんだよな。以外なほどライブ映えする曲。ここから、手話をしながらユミは歌い出すのだが、それが曲世界にあっていて違和感がないのも面白い。そして、イントロのギターとベースの絡みにのるメロが良質な#12.キミボク。Ba.トシヒロがサビで、歌い叫びながらプレイしているのを見て胸が熱くなる。「君の笑顔で僕の心が溶けてしまいそうな夜は」という歌詞から始まるサビが、メロも歌詞も好きだ。単純な恋愛の曲じゃなくて、人生を感じさせるのがムラマサ☆の良いとこだと思う。大胆にも序盤はホーンを排除した#13.フユノウタ。カラフルな世界から一気に原色のみの世界にもってかれる、だからせつねぇんだ。遅い曲だけど、全編に渡るギターの存在感が緊張感を生む。ユミもかなり気合入って歌ってるね。改めて、観るとこの曲ホントいいわ。
そしてそして、#14.小さな星っ!!!!もうね、大好きなんすよっ!「眠れない夜には この歌を 思い出して」というスタートの歌詞がこんな普通の言葉なのに、何故胸に来るのかと思う。ホント背伸びしてねぇんだよな。観客全員で、手話の振りやってるのも感動的。

ここからラストへ向けてまたアッパーになっていく。
イントロのA.Sax.キムケイのフレーズがたまんない#15.GLITTER!!、そして一気にテンションがあがる#16.COME AGAINっ!この2曲で、フロアがまたぐしゃぐしゃにw。イントロのホーンのメロと共に一気にモッシュが起こる#17.Thanks!!っ!メロは一貫してポップなんに曲展開でぐいぐいもってきますわ。この曲。

ここで長めのMC。
イントロのピコピコSEに力強い演奏が加わって、カラフルな#18.アネモネ。伸びやかなボーカルに、バックの演奏はメチャメチャメロコアなんが面白いなぁ。そしてその2つを繋ぐホーンのメロが良いね。そしてそして、#19.月明かりっ!力強いギター、ホーンの絡み、哀愁あるメロが本当に素晴らしいっす。ラストのギターフレーズと、サックスの絡みがせつねぇっす。
そしてそして、ここから圧倒的な観客のシンガロングが開始する#20.サクラ舞い散る夜はっ!もう観客も暴れまくりですわ。さらに衝撃的な#21.午前五時の汽車に乗りっ!!!!!もう誰一人歌っていない奴がいないんじゃないかと思うぐらい強烈なシンガロング!最後なんだという気持ちがバンドからも、観客からも伝わってくる。凄いテンションだぞ、このやろう!そして、本編ラストの#22.夢風鈴っ!!!!!独特な祭囃子のようなリズムではじめる、実にパンキッシュなこの曲でも、歌う歌う観客が素晴らしいし、中盤のブレイクで「本当に青春をありがとう!!!」と叫ぶユミに涙が出てくる、終わった後ちょっとした放心状態になるわ。

自然発生的に起きるアンコール。
あったかいギターフレーズで始まる#23.Kiss our future song。若さからくるもがきや、見えない未来の不安を歌ったこの曲。なぜベストに入らなかったのか、ホントにわからないほど名曲ですわ。アウトロのホーンもたまらない。
歌メロの絶妙なポップ感と哀愁の混入がたまらない#24.くびかざりっ!!!!こんなメロなんに、サビのバックがメロコアちっくだったりするバランスも素晴らしいな。

ここで本当に感動的なMC。泣き笑い状態のユミにこちらも泣きます。
「ひとりぼっちやなと思っても、皆必ず家にムラマサ☆のCDがあるでしょ?それ聴いたら絶対1人じゃないから。」と断言するMCから入る彼らの代表曲でもある#25.CAN'T SLEEP BUT...っ!!!!メロも歌詞も、演奏もホントに感極まって紡ぎ出される世界がホントに素晴らしい。「眠れない夜に君を思い描いて/生きてく意味を探すよ」このフレーズに全てが詰まってんだよっ!
そして、観客全員で歌う#26.夢で逢えたらっ!!!解散が決まったあとに歌詞を追加したこの曲。そのフレーズが本当に感動的ですわ。

ラストは、泣き笑いで終わる#27.I say good-byeっ!

彼らの魅力は最初にも書いたのですがホントに捨て曲がないということ。逆に言うと確かに似た印象の曲もあるのですが、ワンフレーズワンフレーズの拘りが凄いのよ。特にGu.リョウタのプレイが如実にそれを表していて、ホントにワンフレーズワンフレーズ違ったリフや、アルペジオ、小気味いいギタープレイをガツガツ入れてくる。正直こんなにフレーズを引き分けるギタリストは、スカポップ系では皆無だし、パンク、ヴィジュアル、メタルなどを考えてもいないですわ。むしろJAZZ系ぐらいまでいってしまうのでは?とも思います。
後はいわゆるスカポップ系だとどうしても甘い曲が多くなるのですが、青春にスポットを当てた曲が多いのも彼らの良いところだと思います。ほとんどの曲を手がけているBa.トシヒロのメロのセンスも凄いしね。

確かに彼らは新しいイノベーションを与えるようなバンドではないですが、既存のフォーマットを本当に彼らのやり方で紡いでいます。だから8人いても全然多いと思わないし、1人でも欠けたら彼らではなくなるというのは本当だと思いますし。

既に解散してしまいましたし、なかなか購入に踏み切れないとは思いますが、正直こんな素晴らしいバンドが埋もれてしまうのは残念でならないので、あえて今回書きました。

とにかく良い曲を書き続けた、命題をクリアし続けた本当に稀有なバンドだと思います。
自分の中では確実に歴史に残るバンドの1つです。

ちなみに、自分はキムケイが好きです♪
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by shimo_G | 2010-07-24 07:10 | 音楽
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