LIMP BIZKIT / THREE DOLLAR BILL, Y'ALL$
【迸る混沌】

Three Dollar Bill, Y'All [Edited Version]
Limp Bizkit / Interscope



嫌われ者のフレッドがキャップの斜めにかぶって、ジャンプしまくる。
吼えて、吼えて、吼えて。

しかし、誰からも認められない。
ついていくのはリスナーだけ。

でも、リスナーもホントはわかっていた。
自分達は結局のところ"余韻"を楽しんでいるのだと。

2nd、3rdとセールスは抜群だったし、それはそれで楽しんだのも事実だけど、
やはりこうして聴いてみるとアルバムの出来として飛び抜けているのは、
やはり1stだろう。

純然たるパワーの前に為すすべもなく、拳を振り上げてしまう。
たった8年前とは思えないが、今でもその迸るエネルギーの凄さは届くはずだ。

#1.INTROに続きノイジーで揺れるギターから、「Yo!」の合図で爆発するパワーっっっ!!!もう完全に度肝を抜かれる#2.POLLUTIONっ!断末魔のようなFxxK!FxxK!FxxK!という叫びから、嗚咽のような呟きからまたも強烈なブレイクで1発でもってかれる#3.COUNTERFEITっ!特に後半の音の歪みは強烈。
乾いたドラムに乗るフレッドのライム。ループするベース。ギターによる破壊、破壊、破壊。飲み込まれていくような#4.STUCK。ブーストするベース、キュリキュリなギターと感情だだもれのボーカルが熱い#5.NOBODY LOVES ME
DJのスクラッチでトランスする#6.SOUR。前半の何気に凝ったドラムからが印象的な#7.STALEMATE。強烈なスクラッチの連打から、ブリブリのベースに引っ張られる#8.CLUNK
そしてジョージマイケルの名曲を強烈なへヴィロックに仕立てた#9.FAITHっ!!!静と動のコントラストが見事な#10.STINKFINGER。頑なラップから突然の「I LOOVEE YOUUUUっ!」の咆哮でぶちまける#11.INDIGO FLOW。そして、焦燥感をあおりまくるギターに、ガトリングガンをぶっ放し続けるような#12.LEECH
そして長い長いアウトロのような#13.EVERYTHING

リンプの音楽は微分すればとても単純な構造だ。
溜めて溜めて爆発するパターンと、爆発⇒溜め⇒爆発というパターンのほぼ2つになる。
3rdまで結局この路線でいくことになるが、やはり爆発のエネルギーが大切になってくる。
1stはそれが初期衝動なのか、世の中に対する怒りなのかわからないが、
とにかく尋常じゃない。

2ndから完全に勝ち組街道まっしぐらで、
3rdでは全世界で1,200万枚もの売り上げをあげるも、
多くの人間が「あんな音楽はクソだっ」っと言った気持ちは、
純然たるパワーを失っていった当てつけだったのかもしれないが、
このアルバムを起点に考えれば、それも納得かもしれない。

それにしても今の迷いの作風は…
ウェスが帰ってきたのがせめてもの救いだ。

また、この時の輝きを取り戻して欲しいものだなぁ。
[PR]
by shimo_g | 2005-11-12 23:15 | 音楽
<< 【ウイイレ9】 そろそろ終了かな。 YES / Close To ... >>

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
以前の記事
最新のトラックバック
hard drive d..
from hard drive data
Kizi Friv
from Kizi Friv
でんぱ組.inc 最新情..
from Nowpie (なうぴー) ..
ピアノ博士
from ピアノ博士
ボン・ジョヴィ 2
from まい・ふぇいばりっと・あるばむ
フォロー中のブログ
リンク
ライフログ
2016/03
2015/05
2014/10
検索
その他のジャンル
記事ランキング