チャットモンチー / 耳鳴り
【彼女の声に胸がちくちく。】

耳鳴り
チャットモンチー
ISBN : B000FP2KCQ


随分前に、PVを見てからかなり気になっていたバンド。テレキャスを掻き毟るように弾く小柄な女の子が、精一杯歌う姿を見て、「おぉ、これはロックですなぁ~」っと思って、アルバム発売を機に購入してみました。

徳島出身の3ピースバンド、チャットモンチー。
高い完成度となったメジャー1stでございます。

鼓動とシンクロするようなハイハットの鳴動と、キュートなボーカルを牽引するベース、サビで一気にノイズを撒き散らすギターと、1曲目から"らしさ"がしっかり出た#1.東京ハチミツオーケストラ。ドラムのスネアの抜け方の心地よさ、サビでの伸びやかなボーカルにかかるエコーに切なくなる#2.さよならGood bye。ブーストするベースと、破壊力のあるギター、ここでも存在感のあるドラムが素晴らしい#3.ウィークエンドのまぼろし。1コーラス聴いた段階で完全に虜になってしまう代表曲でもある#4.ハナノユメっ!サビメロとユニゾンのギターがたまんねぇっすよっ!

っと、序盤からかわいらしいボーカルと相反するオルタナ色にくらくらする。

全体を彩るノイズギターの嵐が心地よい#5.どなる、でんわ、どしゃぶり。硬質ギターカッティングと、胸の奥をぎゅっと掴まれるようなサビが素晴らしい#6.一等星になれなかった君へ。ベースのうねりと、徐々に臨界点を超えていくボーカルが熱い#7.おとぎの国の君。テレキャスのスリリングな音色と、秀逸なベースライン、絶妙なチャイナシンバルが独特な空気感をかもし出し、何より素晴らしい歌メロを際立てる#8.恋の煙っ!

打って変わってアカペラパートから、ノイズギターで一気に浮遊する#9.恋愛スピリッツ。音が連鎖して、散文的な詩を導いて、うれしくも今は切ない"あの日"を思い出させる#10.終わりなきBGM。単音ギターソロがなんだか涙腺を刺激する#11.プラズマ。ストレートな歌詞なのに、切なさ溢れる#12.メッセージ

ラストは息をすることすら忘れかける、ドラムの鳴動から強烈なギターノイズと、ブーストするベースを浴びせかける#13.ひとりだけ

いやぁ、なんと言ってもキュートでポップなボーカルの声と、強烈なギターのノイズの組み合わせが秀逸でしょう。しかも、そのボーカルもかわいいだけじゃなくて、凛とした「音楽をやりたい」と気持ちに満ち溢れているような気がしますわぁ。

基本的に恋愛曲が多いのですが、たまに出てくる刹那的な歌詞がぐっとバンドに深みを与えてるしね。
特に、
「ハチの巣みたいだ 東京/働きバチの行列だ」
「味のないガムみたいな/吐いて捨てるほどの世界」
「痛い痛い/まあるい心臓/ドクンドクン/血がめぐる」
とか、印象的ですわ。

ただ、個人的には
「好きだよって言えないくらい/愛してる人がいた」
ってフレーズに、いい大人だからこそ切なくなります…

後、全体的にドラムのプレイが素晴らしいですねぇ。やはり3ピースになると、ただでさえデカイドラムの重要性が増すので、こうしたしっかりしたプレイはホント気持ちいいですなぁ。

何にしてもかなり高い完成度だと思います。CMで気になった方は是非。
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by shimo_G | 2006-07-08 01:25 | 音楽
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