ミドリカワ書房 / 家族ゲーム
【ぐさりと突き刺す痛みの後に、初めて温かさを知る】

家族ゲーム
ミドリカワ書房 / ソニーミュージックエンタテインメント
ISBN : B000G1T3QU


というわけで、音楽ネタ。

今年の最初にシングル「リンゴガール」ではじめて音源を聴いたミドリカワ書房。シンガーソングルポライターと言われているだけあって、目に浮かぶような詩世界の素晴らしさが気になっていました。

6曲入りアルバムがこの度発売されたので購入。アルバムタイトル通り、家族をテーマにした温かさと絶望に満ち溢れた楽曲が満載でございます。

新しい命が自分の体の中に宿って、母になるという実感と、夫と分かち合う喜び。そしてがんばらなきゃという決意を高らかに宣言する#1.I am a mother。ほんとしょっぱなから、泣きそうになるよw
夜中にトイレに起きた子供が、偶然にも両親の夜の生活を垣間見る#2.豆電球の灯りの中で。なんだか不安になる子供の心情が素晴らしくリアルですわ。
過剰なダイエットをする娘と、無関心な父親にヤキモキしつつ、孤立していく母親の哀しさがにじみ出ている#3.メシ喰えよ!。ドメスティックバイオレンスを受けた妻が、ふるさとに帰る新幹線の中で凛とした殺意を抱く#4.許さない 忘れない
っと、若干殺伐としてきたところで、あったかいオルゴールの音色にのって、我が家にやってきたパグがアイドルになる#5.もも。ラストは、諸事情で歌なしになった、インスト#6.母さん。ホントこれ歌入っていて欲しかったですわ。いい曲だと思います。

音的にはかなり雑食な感じですが、ポップと言って差し支えないかと。ただ、ここまでリアルに他人の人生を想像して、歌詞を作りあげる才能はそうそうないですよ。
ちなみにラストの曲は、死刑執行の日に息子が母にあてた手紙が歌詞になっているそうです。そうした中で「この僕を産んでくれて本当にありがとう」という言葉がすごく重いです。こうした作品の気持ちとは別に検閲で引っかかってしまうというのは、残念ですね。

ちなみに「リンゴガール」は、アパートの隣の部屋に住む女子大学生と、漫画家のご近所づきあいを描いたほのぼのポップです。なんだかいいですw

とりあえず、歌詞カードを見ないで聴くことをお薦めします。
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by shimo_G | 2006-07-24 23:58 | 音楽
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