MY CHEMICAL ROMANCE / THE BLACK PARADE <日本盤>
【生きる事は死に至る事】

ザ・ブラック・パレード
マイ・ケミカル・ロマンス / ワーナーミュージック・ジャパン
ISBN : B000JLSVH4


え~、まぁ買っちゃいますよねぇ。

既に輸入盤は持っております。ってか、ライフログ見りゃわかりますよねぇ。んで、約1ヶ月半遅れで明日日本盤発売です。入荷は今日なので買ってきました。

いや、ホント何度聴いてもいいですわw。

輸入盤の方もなんだかオリコンチャートなんぞ入るなど、賑わいを見せているようですな。
んで、前回はホント「これはマスターピースだっ!!!!」っとテンションあがって曲紹介はしていないので、今回「どうしよう?買おうか買うまいか?」とお悩みの方のための曲紹介です。

心電図のSEからアコギで爪弾く焦燥感。そしてドラムからの一気に生を開放する、まさしく"終わりの始まり"を告げる#1.THE END.。間髪入れずに、もう悶絶、悶絶、まさに悶絶っ!!!のギターイントロで脳幹がとろけそうになりつつも、絶妙なポップセンスにぐいぐい引っ張られる、鮮やかな死亡宣告#2.DEAD!っ!!!

もう、ここで"凄いアルバムだっ!"という確信を感じる。

ハイハットのカウントからドラマチックな曲展開、全てのメーターを吹っ切るジェラルドの「GO!!!」のシャウトにブルっと身震いし、マイケミ節を炸裂させる#3.THIS IS HOW I DISAPPEARっ!中盤のブレイクの絶頂エナジーが体をジリジリと焼きにくるよ。さらに、前作から受け継がれる絶頂コーラスが、恐ろしいほどの完成度で迫る#4.THE SHARPEST LIVESっ!!!

そして。
#5.WELCOME TO THE BLACK PARADEっ!!!!!!!
もうホント有り得ない。序盤の単音ピアノサウンドが涙腺を刺激し、ジェラルドの声が染色体レベルに染み込んでいき、マーチのリズムから一気に訪れる精神の解放への祝祭っ!!!そしてそして、ドライブするギターとベース、振り絞るようなドラミング、縦横無尽に駆け巡るボーカルっ!ラストに向けてうねりを上げるツインギターの絡みにまたもや悶絶し、絶頂へと向かう各パートの鬼気迫るプレイにもう呆然っすわw。凄い曲です。

続く、#6.I DON'T LOVE YOUは、これまた否定形による最大限の肯定という、マイケミ節。愛してるからこそ、愛していないという切なさ。美しいメロディが染みますわ。一端休憩モード?っと思いきや、ヘル・スウィング・ジャズ・ロックとも言うべき恐ろしいほどの"揺らぎ"が全身を襲う#7.HOUSE OF WOLVESっ!!!もう、グイングインと絶妙なギターリフに頭を振らずにはいられませんよっ!

心臓をぐっと掴んで離さないイントロのピアノから、「君を残してこの世からいなくなってしまう事」、後悔を力強く、そして切実に歌う#8.CANCER。ヨーロッパの民族音楽的な奇妙なリズムから、サビで一気にロックに針が振れ、徐々に崩壊していく世界と終末を告げるオペラのようなコーラスが凄まじいエネルギーで全てを飲み込む#9.MAMAっ!!!

だんっだんっ!というスネアとタムの音から、意思の塊のような音圧をぶつけてくる#10.SLEEPっ!ラストに向かってのジェラルドのキレキレシャウトが素晴らしい。打って変わって、隙間のあるリズムの心地よさ、全員で歌い狂うようなライブ感を感じる#11.TEENAGERSっ!

そしてそして切な過ぎるアコギの音色に、力強くも泣きそうになる哀愁漂うメロディが、過剰に弾き過ぎない伸びやかなプレイにしっかり乗る#12.DISENCHANっ!!!特に曲開始後3分7秒のメロと、バックのギターチョーキングの組み合わせは素晴らしいっすわ。いつもこの曲聴くとそこばかり耳で追っちゃうもん。

ラストもミドルテンポながらも、悶絶ギターが鳴りまくりの#13.FAMOUS LAST WORDSっ!!!「僕は燃えている」という明確なまでの意思表示、ラストのボーカルパートだけのアレンジが「ガツン」っと突き刺さります。

ホントにもの凄い期待の中で、自分はこのアルバムを聴いたわけで。
それを捻じ伏せるかのように、さらに高みを一気に提示してきた彼らの成長っぷりにはホントビックリしますわ。

演奏もゴリゴリ押すだけじゃなくて、ここってとこでギターのハーモニクス入れたり、前だったら8分で刻むを所をあえて伸ばしたり、曲やメロディを十分生かすように楽器を使ってますしね。世界観を構築するために色々楽器を取り入れたりしていますな。アレンジもいいですわw。

本人達は「死」をテーマにしているといっていますが、個人的には「死」そのものをテーマにしたのではなくて、「死に至る生」をテーマにしているのでは?と思います。それが若干のポップ感に繋がっているのではないですかねぇ。ってか、そもそも驚くほどポップになったとは思えませんし、「前作よりもポップになった」=「セルアウトした」的な意見もありますけど、あんま本質的とは思えませんわ。

「このアルバムで勝ちたい」と願って、それが出来るバンドはほとんどいません。
彼らは今それを成し遂げようとしていますし、決して自分達の道を曲げたとも思えません。

まぁ、なんにしてもホントに聴いて欲しいです。
もう、すごいんですからw。

一家に1枚どころか、2枚でも3枚でも。

とある廃刊になった雑誌の言葉を借りれば。

「明日死ぬならこの1枚」

マイケミカルロマンス作品のリンク
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my chemical romance / THREE CHEERS FOR SWEET REVENGE
MY CHEMICAL ROMANCE / THE BLACK PARADE 輸入盤。
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by shimo_G | 2006-12-06 00:33 | 音楽
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