X / BLUE BLOOD
【あぁ、青春】

BLUE BLOOD SPECIAL EDITION (期間限定盤)
X JAPAN / KRE
ISBN : B000L22X3E


恐ろしいほどにタイムリーで自分でもビックリしています。
ようやく土曜日に購入したBLUE BLOODのリマスター盤なのですが、なんと昨日の朝"X JAPAN 年内に復活ライブか?"という情報を見ることになりました。

ホント、ビックリしております。

さて、ついにこのアルバムを取りあげる事になりました。
正直大分前に手離していたので、自分でもどんな記憶の箱が空くのか楽しみでもあります。

んでは、まずは出会いから。

話は突然変わるようですが、昔テレビ東京でやっていた「大竹まことのただいまPCランド」という番組を知っている人はいるでしょうかね。実は自分とXの接点の始まりはこの番組です。一般人が自分の特技を見せるコーナーが確かあって、その中で"人間ドラム"が出来るって言って出ている人がいて。太腿をペシペシ叩く、子供心にもしょーもない芸だったのですが、それを見て大竹まことが一言。

「Xの紅をやってよ」

これが初めだったと思います。今で言うならアニオタ、ゲーオタ街道まっしぐらの自分は(子供だったから当たり前か)、なんかその言葉に引っかかりを覚えまして。それからは記憶があいまいなのですが、何かしらでXの楽曲を聴く(見る?)事になるんですよね。

んで、そん時「ほーこれがあのXってやつなのかぁ」って思ったんですが、曲を聴いた瞬間に体が硬直してもうわけわからん状態になってしまって。確か「Silent Jealousy」だったと思う。

異質だった。

見た事も無いよう人達が、聴いた事も無い音楽を奏でていた。

ただ、その当時そもそも音楽CDを購入するという習慣がまったくなかった自分が、XのCDを購入したのはさらに後の事だったと思う。我が家にはお小遣い制度がなかったので、まとまったお金が手に入る事が全然なかったのよね。

最初に購入したのは「Jealousy」だったのだが、今ではどうやって入手したのかあまり覚えていません。確か中学1年の時だったと思う。ただ、購入して家で聴いた時に、とりあえず3周した事。そして、その時からホントに虜になった事は良く覚えています。

んで、Xファンを公言するようになってから、中学校でそれ程仲が良いわけでもない友達に、「X好きなんだよね?BLUE BLOOD買わない?」と言われて、2つ返事で購入(確か1,250円)。自分の影響でXに興味を持ち始めた友人と2人で初めて聴いたっけ。

あんま音大きくできないから、CDラジカセに耳を近づけて。
「すごい!すごい!カッコいい!」って永遠言ってた気がする。

今ではあまりメタルは聴かなくなったけど、それでもやっぱり自分のルーツの1つは確実にこのアルバムだし。その想いはもう15年も経って聴いた今でもまったく変わらなかったよ。

んでは、曲別紹介。

#1.PROLOGUE~WORLD ANTHEM
まさしくオープニングナンバーにふさわしいインスト。
オーケストラを従えるツインギターのフレーズが圧倒的にドラマチック。
これをアリーナで聴いたら、死ねるよw

#2.BLUE BLOOD
打って変わって本領発揮のスラッシーなギターリフに脳天をパックリやられる。雷鳴のように轟くドラムプレイにも脳天をパックリやられる。今でも"歌えるギターソロ"、そしてラストの劇烈哀愁メロ、か、完璧だぞっ!このやろうっ!

#3.WEEK END
美しいアルペジオを、ザクザクと切り刻む印象的なギターリフ、まさしく縦横無尽にうねりまくるベースフレーズ、ここではしっかりハードロックプレイに徹するドラム、全編に散りばめた哀愁メロ&フレーズ、ストップ、ブレイクとにかく書き出したらきりが無いほど見せ場に溢れた名曲。

#4.EASY FIGHT RAMBLING
異常なほどのスネアのアタック感が心地良い。並みのバンドなら2,3曲は作れるんじゃないかと思うほど、惜しげもないブリッジ、コーラスの展開。ラストのドラムがカッコいい。
このアルバムの中では佳曲レベルだけど、個人的には結構好き。

#5.X
イントロの0.1秒で、体の血が沸騰していくのがわかる程、性急なギターリフ。インフィニティを描きながら、しなやかで、力強いドラム。有り得ない様なフレーズを紡ぎ出すベース。魂消費型ボーカル。一瞬の隙もない。
こんなのもう飛ぶしかねぇじゃんかよっ!!!!!!!!
アウトロツインギターがまた泣けるんだよね…。
ってか、マジで最高っすよ!!!!!!!!!!!!!

#6.ENDLESS RAIN
透き通るような美しいメロディを聴いたことがあるか。
言葉に現せないような哀しみを抱いたことがあるか。
答えはここにある。
一聴するとメロに耳が行きがちだけど、やはりこの曲はベースを聴いて欲しい。
今になって本当にTAIJIの偉大さがわかる。

#7.紅
Xの魅力である美しいメロディと激情の爆発を両方兼ね備えた言わずもがなの名曲っ!
とにかく恐ろしい程のギターの破壊力っ!しかもそれでいてギターソロが全て歌えるキャッチーさっ!中間にあるドラムソロもやばいっすよっ!
これを聴かずにXを語れないっすわ。
ちなみにとある人はこの曲を修学旅行のカラオケで大熱唱w

#8.XCLAMATION
インスト。とにかくTAIJIのベースプレイに興奮しろっ!

#9.オルガスム
その名の通り、脳幹直撃一撃昇天楽曲っ!とにかく狂ったように叩きまくるドラム、まさしく悶絶のツインギターに体温が軽く2度は上がるってのっ!!!!
ボリュームを上げて、共に叫ぶのだっ!!!!

#10.CELEBRATION
HIDE楽曲。
イントロのギターフレーズが凄い好き。アンプから直管で出してるようなエフェクトもカッコいいしね。独特の文体の歌詞はこの当時からのモノ。この1曲があるとないとでは、アルバムの印象も大分違うと思う。「Jealousy」の「Misscast」と良い、Xのアルバムの中で隙間を埋める楽曲を作るそのセンスは本当に凄いと思う。

#11.ROSE OF PAIN
大曲。個人的にはHELLOWEENの「Keeper Of The Seven Keys」あたりを連想するが、よりクラシカルなイメージが強くて、悲劇的なこっちの方が好きです。とにかく全編クライマックスのような楽曲。メジャーデビューでこんな曲を作れてたのが恐ろしい。
激しい曲なのに、大胆に施されたピアノの旋律がやばすぎですわっ!

#12.UNFINISHED
感涙。
こんなにキレイなメロがどうやったら生まれてくるんだろうと思う。
ラストを飾るに相応しい名バラード。

ホント何年か振りに聴いたのですが、全然食い足りないというわけじゃなく。
懐かしいだけだったら、すぐ聴かなくなってしまうのですが、何周してもやっぱり発見がある事実に驚いています。
リマスターで音は良くなっていますが、各楽器のバランスはちょっと悪くなったかな?っと思います。逆にその為かベース音が耳で拾いやすくなってますね。
ホント、TAIJIの凄さをまざまざと見せられました。昔から「TAIJIがいねぇXなんてXじゃねぇ!」っと言ってた人間でしたので、それを改めて認識しましたね。

演奏自体は正直まだ泥臭い部分はあるのですが、それがまた魅力的な危うさに繋がっています。昔HIDEのインタビューで「当時はリズムなんて全然わかってなかった。BLUE BLOODの合宿でメトロノームに合わせて必死に練習した」っと言っていたのが記憶にあるのですが、その"キレイにならないギリギリ感"が逆に引っかかり生む結果になってます。

既に生産は5月31日で終了なので、お早めにお買い求めを。

あー、ホント色んな事思い出しちゃったよ。

HIDEに憧れてギターをはじめた時。
毎日のようにTOSHIの真似して歌っていた帰り道。
「Xってどこがいいの?」っと言っていた女の子が、XのMステライブを見た次の日に、
「X、凄かったよ!かっこよかった!」と言ってくれたあの日。
土曜日にみんなで集まって、初めて「Rusty Nail」がラジオで流れたのを聴いたあの日。
そして皆で顔を見合わせて「微妙じゃね?」って言ったのとか。
大好きな女の先輩にドーム土産で「Rusty Nail」のカセットを貰ったあの日。
「ウェディングドレス着て行ったんだ~♪」って言ってたっけ。
友達に借りた「破滅に向かって」のビデオを擦り切れるほど、何回も何回も見たあの日々。
V2結成でX解散の噂に戦々恐々としたあの日。

HIDEが居なくなったあの日。

良い事も悪い事も全部昨日の事のように思い出せるよ。

多くのXファンがそうだろうけど、
自分もこのバンドが居なかったら違う人生を生きていたのだろうなぁ。

本当に出会えて、好きになって良かった。

「俺達は運命共同体だっ!」というライブでのTOSHIの叫び。
今でこそその意味がわかるのです。

昔の自分では想像もつかないほど色んな音楽に触れてきて、大人になって。
それでも、今。
死ぬほど聴いた#5.Xのラストで鳥肌立って、震える事ができるなんて。

本物はいつまで経っても光輝いているのだ。
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by shimo_G | 2007-06-05 10:09 | 音楽
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