カテゴリ:音楽( 184 )

凛として時雨 / Feeling your UFO
【音像は破壊され構築される】

Feeling your UFO
凛として時雨 / インディーズ・メーカー
ISBN : B000G5S7WM

やっぱり購入。
相変らず捨て曲がまったくないな。本当に凄い。
毎日毎日会社の行き帰りで死ぬほど聴いてます。ってかこのバンドに出会う前は音楽なんて聴いてなかったのですが、モンハンやるために携帯しているPSPに突っ込みました。

もう何回も書いてるので、バンドの説明はいいや。

まさしく脳天をつんざくようなギターリフのイントロでスタートする#1.想像のSecurityっ!!!暴走と言っても過言ではないヒステリックなギターフレーズに完全にやられる。相変らず痒いところ全てに手が届くドラム。うねるベース。そして、魂が抜けるようなラストに絶句です。
発狂したかのようにブーストするベース音でスタートし、絡みつくギターで空気を圧縮し、はじけた瞬間に生まれるグルーブがたまんない#2.感覚UFOっ!!!目まぐるしく展開が変わるから何書いたらいいかわからんw。とにかくドラムの手数、ハウリングするギター、絶叫ボーカルがフラッシュバックのように過ぎ去っていく。凄すぎますっ!!!
曲名通りギターのアルペジオに絡む、345のセツナ系ボーカルがホントたまんない#3.秋の気配のアルペジオっ!!!中盤のストップの魔法がホント気持ち良くボーカルワークと絡んでるなぁ。そしてそしてドンドン上がって行くがテンションがラストのツインボーカルで弾ける瞬間に背筋がゾクっとする。最高。
もうメロ全編がセツナ過ぎてたまんなくなってしまう#4.ラストダンスレボリューションっ!!!中盤の展開がコロコロ変わっていくのも面白い。っていうか次何来るか全然わかんねぇし。ラストはやはり圧巻です。
ラストはしっかりとした鳴動を伝えるドラムスネア、見事に引っ掛かりを作るベースで始まる#6.Sergio Echigoっ!!!ボーカルの絶叫で破壊破壊破壊し、そして再構築されていく音像が美しくすらある。そしてラストの345のボーカルで突入するカオスへ。ハウリングで断ち切られる世界。素晴らしい。

時期的には#4とInspiration is DEADの間のミニアルバムです。
やはり怖ろしい完成度。ってか、これ一番完成度高いんじゃない?

最高ですね。

もう29になって、そこそこ色々音楽も聴いてきて。
正直ここまでのめり込めるバンドなんてもう出て来ないと思ってた。

何も言う事は無いです。とにかく彼らの音楽を浴びていたいのです。

塗りつぶした喜びをまたリセットしてくれたんだ。

明日にだって希望はある。

今ならそうだと思えるんだ。



凛として時雨の作品
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凛として時雨 / #4
凛として時雨 / Inspiration is DEAD
凛として時雨 / Telecastic fake show
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by shimo_G | 2008-09-09 22:53 | 音楽

凛として時雨 / Telecastic fake show
【衝動が脳内で踊る】

Telecastic fake show
凛として時雨 / インディーズ・メーカー
ISBN : B00166QA4W

奇跡の3連発。
一日で音楽レビューを3回書いたことなんてなかったはず。
しかも、同一バンド。

書き始めてもう5時間だよw。
でもね。惚れてるんです。マジなんです。

今作が自分が彼らを知るきっかけになったシングルですね。
YouTubeにPVがあるので、興味を持った方は是非見ていただきたい。
凛として時雨で検索すれば出るので。なんにしても聴いてみないとわかんないだろうしね。

さて、本作は今年発売の彼らのシングルなのですが、タイトル曲だけでなくその他の楽曲も彼らの魅力を十分に詰め込んだ素晴らしい楽曲ばかりです。

ハイハットのカウントから、チョーキングが光る爆発的なイントロの#1.Telecastic fake showっ!!!!!もう鬼神としか言い様のない尽きる事のない素晴らしいドラムプレイ、ジャギジャギと空間を切り裂くギター、ブーストしまくるベース、絶妙に絡み合うヒステリックなツインボーカル、そして魂ごと持ってかれる絶叫っ!!!さ、最高だぞ、このヤロウっ!!!個人的には08年ベストの楽曲ですわっ!
ディレイの効いたギターから一気に加速する#2.Re:automationっ!!!中盤の各楽器のプレイが非常に素晴らしくてビリビリきますわ。特にベースのかっこよすぎるっしょ。ラストのTKの絶叫がまた熱いね。
クリアなギターサウンドと、心臓をノックするようなバスドラ。そこに乗る切ないボーカル、そして一気に爆発する#3.24REVERSEっ!!!345のボーカルがまたいいねぇ。サビメロの切なさは彼らの中でも屈指の出来だと思う。ここってところで入るバスドラの連打も熱いっすわ。

ネットとかで感想で、TKのボーカルが生理的に受け付けないとか言う人もいるみたいですが、
自分はこの声以外考えられないんすよね。というか、このヒステリックな高音じゃないと絶対バックの楽器に埋もれてしまうんですよ。これじゃなきゃ彼らのサウンドは生まれないと思うのです。

実際、初期よりボーカルのキーが上がっていっているのですが、比例するように演奏も激しくなっているし。住み分けをちゃんと考えていると思いますね。

文中にもありますが、自分は#1.Telecastic fake showが2008年ベストの楽曲です。
まだ8月ですが、断言できます。

とにかく、とにかく、ライブに行きたいですわ。


凛として時雨の作品
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凛として時雨 / #4
凛として時雨 / Inspiration is DEAD
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by shimo_G | 2008-08-20 01:01 | 音楽

凛として時雨 / Inspiration is DEAD
【咆哮、胸切り裂いて】

Inspiration is DEAD
凛として時雨 / インディーズ・メーカー
ISBN : B000TCU5GS

というわけで、連発。
だって書きたくて、書きたくてしょうがないんだもん。

そして少しでも多くの人に知ってもらいたいのです。

えっと、まぁバンドの説明は、ついさっきの記事を見ていただくとして。
今作は昨年発表された2ndFullですね。
さっきの1stとの間に1stMiniが発売されています。
まぁそっちはまだ購入していないので、購入したらまた書きます。

1stFullで挨拶代わりの圧倒的ロックアルバムを作りあげた彼らですが、今作は着実なビルドアップがなされています。曲展開も非常に練られており、激情ボーカルも3割増し。そして何よりも彼らの魅力の爆音ロックの中にも、聴く者自身の内面に手を伸ばすような切なさ溢れるメロディのセンスも非常に際立った作品になっております。

えぇ、べた褒めですw。
惚れちまったらしょうがねぇw。

ハイハットから、信号音のようなギター、高速でロールするドラム、ヒステリックなツインボーカルが素晴らしい#1.nakano kill youっ!!!345のボーカルの裏のギターがまた飄々としていて、非常にカッコいい。1stよりも絡みあうボーカルも異常なぐらいカッコいいし、中盤の鬼のようなドラムがやば過ぎるね。
ドラムのカウントから入るカオティックなロックの世界、彼らにしては真っ直ぐなメロも心地良い#2.COOL Jっ!!!間奏のキメが最高だね。
そしてそして、確実に一段上のキラーチューン#3.DISCO FLIGHTっ!!!!!!暴力的なベースの鳴動に、破壊的なバスドラの鳴動が混ざり合わさって、絶叫、絶叫、絶叫のTKのボーカルを俯瞰でみるような、やるせなさすら感じる345のボーカルっ!サビで裏打ちの気持ち良さを残しつつ、怖ろしい手数と素晴らしい発想力のオカズを魅せるドラムプレイ。とてもテレキャスの音とは思えないギターも熱いし、ラストのツーバス(ツインペダル?)連打のカオスに完全に放心状態だわ。
伸びやかなベースプレイに耳を引かれて始まる#4.knife vacationっ!!!中盤のハウリングギターとバスドラの連打の絡みにゾクゾクするし、終盤につれて絡みあうTKと345のボーカルがホントに最高で、激しくも憂いのあるメロに絶妙に乗って涙が出そうになりますよっ!
打って変わって、息が止まりそうな緊張感を持って始まるギターのアルペジオ、ドラムプレイ、切ないボーカルの#5.am3:45。中盤から狂ったようなハウリングギターに、しっかりリズムをキープするドラムが印象的。勢いのあるロックバンドがこういう曲をやると、大体助長なだけで面白くもないのに、ホントに聴き手に緊張感が伝わってくるようなテンションと、アレンジが素晴らしい。中盤のハーモニクスのプレイとか、「ここでハーモニクスかぁ!」っと感動しちゃったな。かなり好きな曲です。
前曲の続きのようなテンションで始まる#6.赤い誘惑。しかししかし、中盤から絶妙にシャッフルするギター、曇天を突き破るような絶叫ボーカル、一体どれだけ叩くのかと思うドラムで一気に激ロックへ移行。またうねるベースプレイも素晴らしいね。3分越えてからの脅威のドラムのプレイと、狂気すらはらんだボーカルに失禁です。
乖離した音を繋ぎ止めるバスドラ、変幻自在のギター、しっかりと土台を支えるベースの#7.1/fの感触。中盤なんのことはないドラムがどう叩いているかわからなくて摩訶不思議。
イントロから耳をつんざくようなギター、TKの作家性が爆発したような歌詞が印象的な#8.i not crazy am you areっ!!!相変らずのボーカルの絡みがいいねぇ。感情が高ぶって必然的に出るシャウトもいいし。ここってとこのタメも非常に気持ちいい。ラストはまた圧倒的なカオスだ。
ラストは哀愁漂うギターのアルペジオで始まる#9.夕景の記憶。穏やかながらも隠し持つ破壊衝動のような居心地の悪さが、ひっかかりを上手く生んでる。最後の「美しい時代の影をふせぐ/Privacy」での絶叫が、断絶された世界と個を憂うようで切ない。ラストのハウリングまで聴き所満載。

それにしてもドラムの手数がドンドンおかしなぐらいになっているなぁ。バスドラの連打も多いし。
345とTKのボーカルワークも棲み分けと、絡み合いがしっかり考えてあって、ツインボーカルのお手本のような楽曲が多いね。

何よりブチ切れのロックというのが熱い。

また楽曲が9曲っていうのもいいね。安易な量産はいらないし。
カラーがダブっている曲もないから、聴きはじめると最後までって感じ。

マジで、最高だな。


凛として時雨の作品
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凛として時雨 / #4
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by shimo_G | 2008-08-20 00:10 | 音楽

凛として時雨 / #4
【狂気は刹那で揺れる】

#4
凛として時雨 / インディーズ・メーカー
ISBN : B000BKJGZO

んでは、早くも前言撤回。凛として時雨のアルバムレビューを。
だって、今、まさに今書きたくて、書きたくてしょうがないんだもんね。

いや、ホントすげぇから!このバンドすげぇから!
ここまでガツンとやられたのは久々です。

2002年に結成された男女の3ピースバンド。
ギターボーカルのTK。
ベースボーカルの345。
ドラムのピエール中野の3人。
このアルバムが音源として初のCDなのかな?わかんないけど。
一応1stみたいですね。

胸を掻き毟るような切ないメロから、重いバスドラ、瑞々しいハイハットの鳴動、ツボを抑えたギターリフ、空間に打ち込まれるベースフレーズとしょっぱなから聴き所が多い#1.鮮やかな殺人。くるくると展開が変わるのも面白いね。ラストの歌メロがまた泣かすわ。
軽やかなギターカッティングフレーズから、ど真ん中を打ちぬくドラムスネア、本領発揮するベースの345のボーカルワーク、そしてTKの絶叫ボーカルが最高な#2.テレキャスターの真実っ!!!中盤のテレキャスとは思えないギターソロ、後半の素晴らしい展開に脱帽っすわ。
緩やかなリズムにディレイを効かせたギターがのる心地良い展開を叩き潰す鬼神のごときピエール中野のドラム、そしてまたもや切なさ全開の345のボーカルで始まる#3.Sadistic Summerっ!!!345のボーカルの裏の展開が怖ろしいほどカッコいいし、TKが歌うサビの爆発感もいいね。ラストの「SADISTIC!」の連呼は失禁級ですわ。
ディレイの効いたギターから、一瞬息を止めるようなドラムのアクセント、優しい歪みが切ない#4.ターボチャージャーON
無機質なドラムが緊張感を煽り、ささやくようなTKの歌声で始まる#5.Acoustic。中盤一気にテンションが変わるのが熱い!ドラムも叩きまくりだし、歪みとクリアなギターサウンドの共存がいいね。「時間が景色を変えちゃうから」ってフレーズも好きですね。
歪むギターに、実直なドラム、そして裏のベースフレーズが非常にかっこよいイントロから、345のボーカルがもうたまんない#6.O.F.T。前半の345のフレーズの裏のギターのジャキジャキ感も、後半のピロピロ感も絶妙だね。ここってとこでタメを作るドラムも素晴らしいわ。ラストのツインボーカルの絡みも最高。
脳天をかち割るようなハウリングからの轟音ギターフレーズ、ドライブ感満載のベースフレーズ、鳴動の一瞬一瞬で心臓を殴るドラムの三位一体が素晴らしい#7.CRAZY感情STYLE。詞が凄いな。メロとは裏腹なプレイの激しさもたまんないね。
もうこれしかねぇってくらい完璧なイントロの#8.トルネードG。中盤345のヒステリックなボーカルがまた最高だし、要所要所のベースフレーズも素晴らしい。怖ろしいくらいに練られた楽曲展開にも脱帽。
物憂げなギターフレーズ、息をするのを忘れるようなバスドラの鳴動、ささやくようなTKのボーカルで始まる#9.傍観。中盤のドラムのシンバルが打ち上げ花火のように儚く、終盤のハウリングから入る轟音ロックな展開、魂を揺さぶる絶叫ボーカルがまた素晴らしい。ラストのハウリングで死にそうになるねw。
ラストはもうイントロからギターフレーズ、ドラムの手数、纏わり付くベースがやば過ぎる#10.TK in the 夕景っ!中盤のブレイクがホントかっこいいし、このバンドの魅力の1つと言っていいツインボーカルの絡みも最高ですわ。

全体的に曲展開が非常に練られているし、何より個々のスキルが素晴らしい。
良いバンドには、良いドラムがいるという典型だね。
それに多分彼ら自身の中で手を離れてる音がほとんどない印象なんだよね。
計算されつくしているというか、ハウリングのタイミングとか凄いもんね。
それなのに、絶叫しちゃう感じもいいね。

後は345のボーカルは最高だね。
ほんとこの子がいるかいないかでこのバンドの印象は大分違うと思うもん。

ただ、この時点ではまだ展開が強引な部分が多いのも事実だけどね。

さかのぼってこのアルバムを購入したのですが、音も良く非常に良い出来です。
個人的に#2、#3は鉄板ですね。

凄いわ、これ。
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by shimo_G | 2008-08-19 22:25 | 音楽

machine / e.rect
【あー俺はやっぱりこっち側の人間だ。】

e.rect
machine / / アイノクス
ISBN : B000064M29

最近Amazonで中古CDを買っているのですが、なんというか気が付けば昔のビジュアル系のページばかり見ています。

高校の時はそりゃもうビジュアル系が全盛期で。自分もLUNA SEAのコピーなどやっていましたね。ただ単に懐かしいというのもあるのですが、やはり自分はこういうのが好きなんすわ。
別に誰に遠慮するわけでもないし、それこそ「音楽わかってます」って人に何言われようがかまわねぇしな。

ガンズもグリーンディもXも全然楽しんでいたんだし。
むしろあの頃の雑食性がもっと欲しいぐらい。

単純な喜びを塗りつぶして生きていくなんてゴメンだしね。

というわけで、今月は昔のビジュアル系縛りです。ほとんど手元にはないので、購入しながらのレビューになります。再評価することもあれば、「あれ?俺なんでこれカッコいいと思ってたの?」なんてのもあるでしょうが、それはそれで楽しいしね。

あー、後、ど真ん中のメジャーなバンドは多分紹介しません。もう先人がいっぱいいるし。
んで、最初はまぁまず誰も知らないmachineから。

とはいえ、ペニシリンのHAKUEIと、メディアユース(あれ?modan greyじゃないよね)のKIYOSHIのユニットと言えば、なんとなく覚えている方もいるかも。当時weezerと同時にメチャメチャ聴いてましたw。って、weezerと同時ってのが凄いなw。

アニメのヒーローをモチーフにした当時ではあまりなかったホワイトゾンビ的デジロック(言い過ぎか)が新鮮だったなぁ。このアルバムは2ndですね。

時空をゆがめるようなSEから、ギター、ドラム、ベースの強烈な爆発で期待を煽られるインスト#1.start e.rect。HAKUEIのヒステリックなボーカルに、アタックの強いドラム、歪みまくりのギターが熱い#2.機械児。特別なイントロじゃないのに、ギターの歪み、ベースのスライドがツボの#3.reset human。サビのポップ感も心地良いね。打って変わってアジテートするデジタル音を音圧で叩き割るようなギターが重く熱い#4.DEPTH

インストを挟み、強烈なコーラス絶叫で入る、デジ・スウィング・ハードロックとも言うべき#6.human gateっ!!!分かり易いメロを血管ブチ切れでっ!熱いっす!スペーシーなSEから歪みの強いギターリフと、抜けのいいスネアが心地良い#7.Nervous never mind。子供のコーラスが遊び心があっておもろいな。

またまたインストを挟み、イントロから中盤まではドラムンベース、サビはバキバキのKIYOSHI節の#9.U gene。ジャンルの解釈としてはSUGIZOのソロより大衆よりで聴いていて心地良いね。空間に音の光を置いて眺めるような#10.Genesis

ドラムのスネアに合わせたSEが異常に気持ち良い#11.010 zero-one-zero。ただ、サビ若干安直な気もするなぁ。ラストはインストを挟み、強烈なデジパンクのボートラ(多分ボートラ扱い)#13.サーモンピンクっ!

ギターのKIYOSHIなのですが、自身のバンドよりはるかにこっちの方がやりたい事やってる感じがするんだよね。彼自身ソロでミニアルバムを出しているのですが、これが当時のモダンヘヴィロックのど真ん中の作品で、録音環境とKIYOSHI自身がボーカルを取らなければ間違いなく名盤だったと自分は思うのですが、machineでHAKUEIというボーカルを得て、自分のやりたい事が大分出来たのではないですかね。

良いアルバムだったと思います。

machineは最近また新たな活動をしているそう。
そちらはまだ聴いていないのですが、彼らがどのような成長をしたのか楽しみではあります。

それにしても、こうして10年前とかのビジュアルのCDを色々聴いていると、
「演奏が下手」だとか酷評されていたのが、「じゃあ、今はなんなんだ」と言いたくなるなぁ。
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by shimo_G | 2008-08-02 19:12 | 音楽

Fox loco phantom / CHAOTIC MONSTER
【この男達危険につき。】

CHAOTIC MONSTER
FOX LOCO PHANTOM / PICTUS
ISBN : B001AIRKGS

ちょいと前に紹介したFox loco phantom。まだまだ結成1年というのに、もう2ndの発売ですわ。やはり音楽性は微妙に変化していってる模様。しかし、まぁ大器を感じさせる良いアルバムになっています。

パーカッションの音色をバックに、荒々しいドラムのリズム、飛散する銃弾のようなギター、暴力的なベース、そしてらしさ全開の歌メロっと前作から確実レベルアップしているのを実感する#1.TRIANGLE MACHINE。シャリシャリと鋼鉄を削るようなギターのカッティング、強烈な裏打ちのドラム、力強く跳ねるベースが首を左右に振らずにいられない#2.東京ロックス。そしてそして、バスドラに絡みつくベース、スペーシーなSEから生み出されるダンスリズム、叙情的ですらある歌メロっと踊るしかない#3.D!D!D!っ!「フー!」がたまんないねぇ。

硬質な2本のギターの絡みが心地良く、サビでの実直ですらあるベースの刻みが逆に熱い#4.SAD MONKEYS。ゆるいリズムで浮遊するようなサウンドに、体にまとわりつく気持ち悪い粘着質なメロの#5.蝙蝠傘。ハイハットのカウントから性急という文字を音源にしたような#6.OUTSIDERっ!ボーカルの声質とよく絡まった歌メロも良いし、ここってとこのシャウトも気持ちよいね。またBメロのキメの多い部分もカッコいい。

ドラム、ベースの下地に乗っかるボーカルの性急感、つんざく様に入るギターがカッコいい#7.二十面相。ラストは前作の良曲を彷彿とさせる熱い歌メロと、暴力的なベースが熱い#8.HUMAN LOSTっ!!!

全体的にはダンスロックの要素が増えたのですが、厳しい事を言わせて頂くと、リズム隊で気になる部分が多いっすね。ドラムのオカズはつまらないし、ベースも「なんでこの場面でそんな弾き方するんだろう?」っと疑問に思う箇所も多々ありました。勇気を持って手数を減らす箇所も必要だと思う。後リズム隊から入る曲が多い印象も。

歌詞も文学的素養を散りばめていますが、ちょいと露骨過ぎ。ニヤリとするぐらいに押さえておいた方が良いと思う。

とはいえ総じてレベルは高く、本当にこれからが楽しみなバンドです。


Fox loco phantomの作品
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Fox loco phantom / 百花繚乱
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by shimo_G | 2008-07-21 21:02 | 音楽

hide / HIDE OUR PSYCHOMMUNITY
【こんな才能にはもう出会えない】

HIDE OUR PSYCHOMMUNITY
hide / ユニバーサルJ
ISBN : B0013BYBY6

hideのライブアルバムが没後10年ということで春に2枚発売されているのですが、両方とも購入していました。
hideの死後、1年ほどしてほとんどCDを聞けなくなってしまい、CDを手離しているのですが、 10年という歳月が「また聴きたいなぁ・・・」っと気持ちに変化させてくれました。

というわけで、久々に聴いたのですが、すごいなぁ。
こんなに時間が経ってるのに曲自体が全然古くないし。
っていうか、こういうと語弊があるかもしれないが、最近の音楽ってホント真面目だよなぁ。
何でもありってのをもうちょっと見習ってほしくあるね。

hideの1stに伴うツアーの横浜アリーナ公演を完全収録した、このアルバムをご紹介。

轟音ノイズから、「そうそう、このリフ!」っとうれしくなってしまう異常にカッコいいメインリフが最高なhide名義代表曲の#2.DOUBTっ!!!途中でチョイチョイ挟み込まれるRANの悶絶チョーキング、ラストのJOEのタム回しがたまんないね。そして、INAが奏でる低音のデジタルサウンドから、「SCAN!」の叫びで破裂して、またもやたまんないリフ全開の#3.SCANNERっ!サビ前のツーバス連打が楽曲のアクセントになっていね。またRANとPATAのギターバトルも最高っすわ!さらに抜けの良いドラムに絡みつく、ザクザクのギター、素晴らしいポップメロとhideの真骨頂とも言える#4.OBLAATっ!

hideらしいMCから、ブルーライト横浜歌って、一気になだれ込む#6.NEW ROSE。個人的にはピストルズでも、クラッシュでもなくダムドが好きだったので、この選曲はホントうれしかったなぁ。

クリムゾンの「21世紀の精神異常者」から「青い空なんか大ッ嫌いなんだよ~!」というMCで入る#8.BLUE SKY COMPLEX。絶妙なファンク色が心地良く、CHIROLYNのチョッパーもここってとこで入ってくるねぇ。ラストはまた「21世紀の精神異常者」で締めると。カッコいい。
ブルース色の強いフレーズから、悶絶ギタープレイを披露するツインザーのRANが素晴らしい#9.RAN's Room

劇烈なギターリフの歪みがダンサブルですらある#10.DIGGER's JOB~FROZEN BUG '93。からりとした歌メロを、これでもかとアジテートするギタープレイがたまらない#14.50% & 50%っ!!!「THANK YOU!」と叫ぶhideの声に思わず泣きそうになる。打って変わってクリアなギターサウンドが印象的な#16.EYES LOVE YOUっとシングル連打。

ライブ本編の盛り上がり楽曲#18.D.O.D(DRINK OR DIE)っ!!!とにかく最高だなw
第1部ラストの#20.TELL MEっ!!!この曲いつ聴いても思うのだが、全然難しいことしてないし、凄いコード進行もシンプルなのに、なんでこんな聴き所多いんだろうなぁ。変わらず歌えるギターソロ。やっぱいいわw

第2部のアンプラグドコーナーを挟み、ファンク色を強めた#25.CELEBRATIONっ!ここってとこのタメが気持ちいいな。

そしてそして、バスドラの鳴動、痙攣を起こしたような高音ギターに狂うしかない#27.DICEっ!!!!だんっだんっだん!だんっだんっだん!と鳴り響くスネアがやば過ぎるし、おいしいどこどりしたギターソロもかっちょいい。ラストは伸びやかなスリーギターが素晴らしい#28.PSYCHOMMUNITY EXITっ!!!本当にカッコいいラストですわ。昔見たライブビデオもラストでステージと客席の間でこの曲を演奏するhideがかっこよすぎて放心したもんなぁ。

昔のライブなのでPSYENCE A GO GOに比べて多少音は悪い感じもしますが、この頃のハードロック色が強い感じもこれはこれでやはり好きですね。

X JAPAN復活によって、ちょっとばかし気になってる人もいると思うので。
昔聴いていた人も楽しめると思うし、聴いたことがない若い人にも聴いてほしいな。

PSYENCE A GO GOの方もいつか紹介できれば。
後、zilchね。あのアルバムの凄さは今なら当時以上に評価できます。

こんなすげぇ人には多分もう出会えないとも思っているのです。
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by shimo_G | 2008-07-13 23:11 | 音楽

WEEZER / the red album
【もう魔法は無くなったのか。】

ザ・レッド・アルバム
ウィーザー / ユニバーサル インターナショナル
ISBN : B0017SVGX4

さて、ホントは自分でもこのアルバムに触れるのが怖くて仕方がないのだ。

聴くべき曲は確かにあるし、良い具合に成功している楽曲もある。
しかし、彼らが今まで残して来た名曲に迫る曲少ないし、
リヴァース以外のメンバーの楽曲もキツイ(悪いとまでは言わないが)。

個人的には#4.Heart Songsが一番の聴き所だと思うが、正直楽曲紹介はできないのだ。

3分間のポップソングからの脱却か。

多くのアーティストが望む事なのかもしれないが、weezerには必要ないことだと思う。

彼らはどんなに凡庸なコードでも、
唯一無二のメロディに仕上げる魔法を持っているのだから。

ラモーンズやXTCばりに自分の道を進んで欲しいのだ。

時代も才能もキャラも同じ人間なんていないのだから。

#2.The Greatest Man That Ever Lived(Variations on a Shaker Hymn)
を聴いている最中涙が止まらなかった。

これが、歓喜の涙なのか、決別の涙なのか今でもわからない。


WEEZERの作品
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Weezer / Weezer
WEEZER / pinkerton
WEEZER / the green album
WEEZER / MAKE BELIEVE
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by shimo_G | 2008-07-06 12:06 | 音楽

木村カエラ / +1
【微糖カエラ。】

+1
木村カエラ / Columbia Music Entertainment,inc.
ISBN : B00139L7T0

えっと、友人から「木村カエラは書かないのですか?」とメールを頂きまして。
(ちゃんと読んでますよ~)

んじゃ、木村カエラを書こうかなと思いまして。

このアルバムは4月に発売されて、発売日あたりに見事にゲットしているのですが、当時仕事が地獄で、5日間とか家に帰ってなかったので、なんとなく書きそびれていただけ。

前作でどことなくフェミニンな雰囲気を感じとっていたので、「そういう流れになってしまうのかな」っと思っていたのですが、今作は2ndに近くわかり易くもディープな部分がある作品になっているかと思います。

テーマはニューウェーブとテクノでしょうね。
…そんなの知ってる?いやまぁ一応いっとかないとね。

オープニングからマイナー調でぐぃぐぃ押して、サビでレイヴになる#1.NO IMAGE。相変らずボーカルのパワーすごいっすわ。アコギの鳴動に乗るテクノサウンドが非常に心地良い#2.Jasper。石野卓球らしさと木村カエラらしさがしっかり両立していて好感触ですな。そしてそして、鉄板の#3.Yellowっ!ソリッドなギターにタイトなスネア、初期のカエラちゃんが好きなら気に入るはずっ!さらに、当時「何でこれがシングルじゃないんだろう」っと思った#4.STARsっ!!!もうど真ん中ですっ!!!後半バックがカオスになってからが熱いですなぁ。

相変らずパワフルな歌声がたまんねぇなぁ。

MO'SOME TONEBENDERからはあまり想像できない女性的な爽やかさがある#5.ファミレド。SE多用の壊れた感じから、実直なギターロックになる#6.dejavu。アコギの鳴動が非常に気持ち良い前半から、こちらも歪みまくりのサビの#7.Samantha。浮遊感漂うオープニングから、隙間のある心地良いポップソングを展開し、最後はまた宇宙に放り出される#8.+1っと中盤はミドルテンポながら、多彩な曲を聞かせる展開。

カヴァーの#9.No Reason Whyを挟み後半へ。あ、この曲ですが原曲は知らないのですが、元々のメロが非常に良くカエラちゃんの声がしっかり響いてますわ。

今までとは打って変わって暗いギターリフで幕を開ける#10.鏡よ鏡。サビのマイナー調も非常に気持ち良く、英詞の部分が泣きメロ満載でやばいっすわ。この時のベースもカッコいいので耳で拾って欲しい。ガムシャラなイントロから一気に上昇していくテンションが凄い#10.はやる気持ち的My Worldっ!!!とにかく変な曲だけど、絶妙なポップ感もあって聴いていて楽しい。ASPARAGUSの渡邊楽曲はいつもいいなぁ。そして、イントロギターから民生節全開の#11.1115

ラストは甘い打ち込みメロが心地良い#12.Humpty Dumpty

全体的には前作より甘さ控えめって感じで。ソリッドなロックナンバーが多い気がしますなぁ。相変らず音数が少ない方がボーカルの凄さがわかりますなぁ。前作までは割りとコンセプトってあいまいだったので、今回はそれが見えてアルバムとしてまとまりもあるね。

ただ、昔からファンとしてはもう1回、パンク路線に行ってほしい気もするなぁ。

これからも頑張って欲しいね。


木村カエラ作品
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木村カエラ / KAELA
木村カエラ / 1st TOUR 2005 "4YOU"
木村カエラ / Circle
木村カエラ / Scratch
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by shimo_G | 2008-07-06 10:04 | 音楽

Yum!Yum!Orange / ORANGE ROCK FES 33
【夏だ!スカポップだ!ヤムヤムだ!】

ORANGE ROCK FES 33
Yum!Yum!ORANGE / 徳間ジャパンコミュニケーションズ
ISBN : B0016JD6N2

記事のタイトルがだせぇな…。
いいんです!これしか思いつかねぇし!

さて、女の子に振られ、仕事も忙しいかった時期に夜な夜なYum!Yum!OrangeのDVDを見て、「楽しそうだなぁ………」っと過ごしていた日々もあった私ですが。
(ほぼ実話。)

自分でも驚くことに音源は持ってなかったのです。んで、5月のライブでニューアルバムが出るって話だったので購入です。

スカポップというジャンルを押し広げる快作ですな。

ヤムヤム節と言って良いほどの直球な"どポップ"#2.BELIEVE MEでフェスの幕を開け、Aメロの早いリズムのギターカッティング、サビでのキメが非常に気持ち良い#4.スカイウォーカーっと楽しげな展開。そしてそして、完璧な#6.シャングリラっ!!!!!「輝いて/狂ったように踊って/跳んで/ステップしながら狂っちゃえ」だぜw最高じゃんwラストのシンガロング対応もライブで楽しみな曲ですな。んでんで、浮遊感があるオープニングから、キチっとかわるスカリズムが心地良い#8.Sweet my love

とにかく難しい事考えずに楽しみたいと思う序盤。

スペーシーなSEからホーンの旋律、スカのリズム、グリグリのベース、甘酸っぱいサビメロとシンプルながらもここっというところがある#10.Merry Go Round。緩いレゲエのリズムが心地良い#12.SUPER SUMMER DAY!。後半のテンポアップしてからの、パーティーソングっぷりも良いですなぁ。クラップが完璧です。打って変わって昭和歌謡+スカポップの#14.僕だけのシェリー。メチャメチャに暴走するギターにニヤリ。

はっきりしたスネアの音に、伸びやかなホーンが心地良く絡み、サビの胸キュンポップメロがたまんない#16.ROCK YOU。へにょへにょな序盤から一気にメロコアにシフト、スカもあり、中盤はロックとポップなメロの裏でガツガツ変わるバックが印象的な#18.Bomb!Bang!Yeah!。全編を通してギターのプレイが印象的な#20.パンクソング。カッティング、ミュート、チョーキング、いちいち気持ち良いなぁ。クラップに乗るガーリィな雰囲気から、一気にど真ん中のポップにシフトする#22.USA。ラストは1曲1曲の間に入っていたSEから発展する#23.YOU&ME。ドラムのオカズが非常に気持ちいいですなぁ。

全体的な印象はメロはど真ん中ですが、アレンジで結構冒険したって感じですかね。
冒頭にも書きましたが、ジャンルの枠を広げる楽曲が多く、それだけでも十分評価できますなぁ。それにしても#6.シャングリラの出来が強烈ですなぁ。ホントこの1曲のためにアルバム買ってもいいってぐらいの楽曲ですわぁ。

世の中、凹むようなニュースばかり。
音楽ぐらい笑って楽しみたいのだ。
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by shimo_G | 2008-06-28 07:03 | 音楽

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