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GUNS N' ROSES / CHINESE DEMOCRACY
【これがアクセルのやりたかった音楽なのかぁ。】

チャイニーズ・デモクラシー

ガンズ・アンド・ローゼズ / UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)




昨年書いたレビューなのですが、結局この時のイメージを大きく変える事はなさそうなので、
そのままアップします。
辛すぎる気もしますが、まぁしょうがないっすね。

ようは、アクセルがやろうが誰がやろうが結局自分はロックのカタルシスを求めているのです。
残念ながらこのアルバムにはそれがなかった。
それだけだと思いますし、決して聴いて損したとか、これはガンズじゃないと言う気もございません。

なんにしても、リリースしただけであれだけ話題をかっさらうんだから、
すげぇバンドだよなぁ。

以下、レビューです。
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さてさて、昨日買い物に出かけたついでに、渋谷のタワレコに行ってようやく購入しました。
世の中では既にリアクションが出回っている様子ですが。

それすらまったく見ず。音源も今まで完全にシャットダウンした状態で聴きました。
完全にまっさらな状態で聴いた本作の感想は…。

こんなに自分の中で評価に困るアルバムはないね。

って感じです。

なんと言うか曲もアレンジもアクセルのボーカルも悪くはないのですが、
ロックのカタルシスはまったく感じられないアルバムと言った印象。

ヴェルヴェットリヴォルバーの2ndより良いという意見ばかり見るのですが、
少なくともあっちの方がロックのカタルシスは随所に感じる事ができたと思うのだが。

しかし、尋常ではない作り込みがされているのは確かで、
聴けば聴くほど面白くなって来ているのも事実ではありますが。

だから現段階で何かを書くという事自体、自分の中の最終的な評価が決まっていない状態なので、無謀な感じはありますが。

やっぱ切り貼りなんがわかり過ぎるので、グルーヴの楽しさはないですよね。
それに曲のメロに対して、ギターソロがヤケに大仰なんですよね。なんか「この曲でこのギターソロはスケールが大きすぎて浮きすぎじゃない?」っと言った感じが随所にします。

当然所謂オリジナルメンバーはアクセルしか居ないわけなので、
昔のガンズのようなアルバムを求めてなんていないのですが。

それを抜きにしても、これがやりたかった事だと言われると、正直なんだかなぁっと言った感じ。

そもそもロックのカタルシスをアクセルは望んではいなくて、
シンプルなソングライティングに対して、大仰なサウンドアレンジがしたかったのは、
ノベンバーレインを聴けばわかるわけで。

んー、なんだろう。
多分、自分が率直に良いと言えないのは、良い意味での裏切りがないアルバムだからだと思うんですよね。

自分が想像していたもの(しかも対して面白くないもの)を、そのまま提示された感じで。

時代性もなければ、今発売される必要性も感じられないし。
普遍的なロックアルバムだしなぁ。

しかも、困った事に聴けば聴くほど良い部分は見つかってくるんですよね。
しかし、それが局所なんだよな。

今のフレーズはカッコいいなとか、
今のアレンジはカッコいいなとかね。

そういう部分は一杯あるのに、アルバムを通しての絶対的な色は薄いまま。

#7.Catcher In The Ryeも、#8.Scrapedも全然カッコいいって思うんだけど、血が沸騰しないこの感じ。

決して悪いアルバムとは思えないし、一定の水準は軽々越えているのですが、
しっくりは来ないんだよなぁ。
でも、そもそもアペタイトだって自分は「うぎゃー!」ってなったのには半年ぐらいかかったからな(その頃はグルーヴのかっこ良さがわかってなかった)。どっかで一気に転換する事を祈りながら、聴きこみましょうかね。

しかし、少なくともこのアルバムは「完結」ではない事は如実にわかる内容なので、
今後のアクセルの活動はしっかり見守って行きたいと思うのです。

頼むから、今度は17年も待たさないでくれ!w

それにしても、聴けば聴くほど良くなっていくなぁ。
今も聴いているのですが、どんどん良く感じては来ています。

ここに書いた事を全部ひっくり返して、「これは最高だ!」っと言い出すかもしれませんw。

まぁ、ホントに評価に困るアルバムです。


GUNS N' ROSESの作品
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GUNS 'N ROSES / APPETITE FOR DESTRUCTION
GUNS N' ROSES / LIVE ERA '87-'93
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by shimo_G | 2009-01-31 23:07 | 音楽

眠いし、疲れたし、最近の琴線とか。
眠い。毎日8時40分出社はキツイ。
そして帰ってくるのは23時過ぎ。

きっついなぁ~。

朝の田園都市線は地獄ですよ。
ってか、こないだ駅のホームにハイヒールが片方落ちてた。

ガラスだったら、シンデレラを見つける事になるわけですが。

もう、何かそこまでして、時間に間に合わなきゃいけないって病的だよな。

沖縄県民を見習いたいものだ。

それにしても、ハイヒール片方なくなった女性はその日どうしたのだろうか?

というわけで、暇な時間はパチンコやったりスロットやったりして憂さ晴らししてます。
まぁ、そんな気持ちじゃ勝てるわけもないのが困ったもんだ。

CD屋に行く暇もないので、iTuensでダウンロードしてます。

RadWimpsとかね。彼らの凄いのは自己愛をテーマにしてないとこ。
人が人を愛す、ここまで行けんだって。あの年でそれを歌えるのは普通に凄いと思う。
若い人でその凄さがわかんねぇのはしょうがねぇ。そのうちわかるようになるさ。

チャットモンチーもニューアルバム出るとか出ないとか。
楽しみですな。

まぁレビュー書けたら書きます。

最近駅の蕎麦屋でちくわ天そばを食べるのが楽しみです。

俺行くとこ、ちくわ縦半分に切った天ぷらが2本入ってるんだぜw

うまい。ちくわ見直すわ。

もう、黄色に毛むくじゃらの犬状態ですよ。

ちくわだわん。

…もう30になんのに、人間ってまだまだ発見できるもんですね。
こんなにちくわ天が好きだとわ。

小向さんの転落っぷりも怖ろしいが。

実写版ヤッターマン楽しみ。

深キョン楽しみ。

やべぇ、脊髄の反射だけで色々書いてるぞ。

洗濯おわんねぇな。

さて、ドロのように眠るだけです。

おやすみなさい。
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by shimo_G | 2009-01-29 23:56 | 観察日記。

NINJA GAIDEN 2 / テクモ
【俺はこのゲームに何を求めていたのか。】

NINJA GAIDEN II

テクモ


昨年から永遠モンハンばっかプレイしていたので、ちょいとした息抜きにと思って、楽しみにしていたニンジャガイデン2をプレイしました。
本日クリアです。

うーーーーーん…。

正直に言うと、「おもしろかった」とは言えないなぁ。
とはいえ、アクションゲームの最高峰であることは間違いないのは事実なのですが。

しかし、なんだろう…あの残業時間180時間の時でさえ前作はプレイしたくて仕方がなかったのに、今作はちょいと暇でも全然熱中できなかった。
とはいえ、早速2週目をプレイしてはいるのですが。

確かに難しくなってはいるのですが、問題はそれを越えた時の爽快感が見え難いというところ。
前作は確かに慣れてくると飛燕と、イズナ落しばかりしていたので、何となく作業感はあったのですが、その作業感が逆に心地良かったんだよね。
今作は上手くなった先が見え難いんだよね。なんと言うか、駆け引きよりもゴリ押しでなんとかなってしまう感じがキツイ。正直前作よりも適当なボタン連打でクリアできちゃうもんね。

また敵が投げや掴みを使うケースが多すぎて、イライラすることも多い。

リトライも相変らず遅いし。

後は滅却。これアクション苦手な人には楽しいかもしれないが、上手い人ほど「いらない」って思わなかったのかなぁ。やっぱリズムが悪くなる。
敵も手や足がスパスパ切れて、「Z表現はさすがだ」なんて思った人もいるのでしょうが。それも個人的には「いらない」。別になんとも思わないよ。
そういう敵が這いずって自爆しにくるというシステムを入れましたって胸張って開発の方は言ってらっしゃったが、これも「いらない」。

正直、前作よりも劣化したという印象が強かったな。
後は水中での戦いはそもそもいらない。

と、こう書くと凄いつまらないゲームだと思えますが、そんな事はないです。
さすがチームニンジャという出来には仕上がっていると思います。

ただし、前作がアクションゲームとして完成されすぎていたので、どうしてもそっちのバランスを求めてしまうんだよなぁ。

結局、よかれと思っていれた事が自分にはほとんどマイナス要素となってしまった感じですね。

しかもモンハンをプレイしてしまっていると、全体的に緊張感が足りないし。
モンハンより遥かに理不尽だと感じてしまう場面が多い。

終始、残念でした。
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by shimo_G | 2009-01-18 22:27 | ゲーム全般

相対性理論 / シフォン主義
【ずっきゅんとやられます。】

シフォン主義

相対性理論 / インディーズ・メーカー



ラブ♪
ラブ♪
ラブずっきゅん♪

やべぇ、これはやべぇ。まさしくキラーチューンだ。

というわけで、相対性理論の1stEPをiTunesでダウンロード。
何店かCD屋を巡ったのですが、近場では売ってなくてね。もういい!とにかく聴きたい!っと思って購入。ハイファイ新書とはちょいと違った毛色ですが、これはこれで良いと思います。

適度な歪みを持ったギターと、合わせのスネアのイントロからドライブしていくベースの心地良さに絡みつく絶妙なボーカルで一発でやられる#1.スマトラ警備隊っ!!!2ラインのギターの絡みがちゃんと考えてあって好印象。さらに、もうちょい欲しいと思う段階で終わるのが中毒性を増しますな。
そしてそして、昭和歌謡的なギターイントロから、祭囃子のようなリズム隊に乗って、繰り出される完全脳内リフレインのサビメロっ!!!最高な#2.LOVEずっきゅんっ!!!!!!!なにこれ!最高なんですみたいな、最高なんですみたいな、最高なんですみたいな、的なっ!!!(脊髄反射で出たキングオブコメディ)。中盤のサビでのドラム、ギター、ベースの暴れ方がいいね。
ギターアルペジオフレーズを中心に、ストップの魔法が心地良い演出の#3.夏の黄金比。中盤の「コントレックス 箱買い」の裏のスカリズムもこのバンドがやるとヤケに新鮮ですな。男性コーラスがちょいとボリューム大きすぎかな。
センチメンタル爆発のボーカルと、ヤケにぶつ切りなアルペジオの不器用さすら計算に思えてくる#4.おはようオーパーツ。全体的に裏で暴れまくってるベースフレーズが心地良いね。
ラストは、パワーコードのギターリフを中心に、隙間を楽しませる#5.元素紀行っと。

とりあえず、#1、#2の出来が際立っていますね。
特に#2は必聴クラスの名曲のような気がしますわ。

ただ、トータルで見ると個人的にはハイファイ新書の方が好きですね。
あちらはわかり易いキラーチューンという感じよりは、全体的な楽曲のレベルが高いと思います。とにかく捨て曲がない感じ。
後は、クリアなサウンドながらディレイとリヴァーブ等のエフェクトを上手く使っているので、ギターのぶつ切り感がハイファイ新書にはないんだよね。
こっちはアルペジオがブツブツなのは意識してやってんのかもしれないが、あまり楽曲とマッチしていると思えない点が気になりますね。ベースもそうだけど。

ただ、やはりキラーチューンがあるというのはデカイ。
もうさっきから頭の中がLOVEずっきゅんで埋め尽くされてますもの。

こちらの路線での新作も聴いてみたいもんですな。
期待したくなる、良いバンドだと思います。

ラブ♪
ラブ♪
ラブずっきゅん♪

あーホント離れないわぁ。


相対性理論の作品
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相対性理論 / ハイファイ新書
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by shimo_G | 2009-01-14 21:57 | 音楽

俺の中だけで有名なヴィジュアル系動画。
相対性理論についてレビューを書いただけでビックリするぐらいアクセス数が伸びてます。

さぁ、この流れを叩き切ろうという事で、俺の中だけで有名なビジュアル系動画をお送りします。
高校の時とか好きで聴いていたのに、友人にもほとんど薦めていないバンドばっかです。いや、別に俺こんなの知ってるんだぜっ!なんて微塵も思ってないです。
懐かしいし、個人的に忘れたくないバンドです。

D'ERLANGER/DARLIN' (LIVE)

まぁ最初がデランジェなのは安牌に近いのですが。再結成後の野音のライブを。
今の方がカッコいいっすね。バンドとして活動したのが凄い短期間だったのに、未だに人気があるのが凄いですわ。それにしても瀧川一郎は絵になりますな。惚れ惚れします。

Guniw Tools/Plenty of Flour (PV)

次は多分知っている人はほとんどいないんじゃないかと思う、グニュウツール。作った楽曲は全て映像化するというビジュアルに拘りきったバンドでしたね。ギターの1人が脱退してから個人的につまらなくなってしまったのですが、このセンスは時代的に早過ぎたのでしょうな。全編通してギターが最高です。

Sleep My Dear/Flowers (LIVE)

名古屋のヴィジュアル系バンドスリープマイディア。気が付いたら普通のバンドになっていましたが、これはバッキバキのヴィジュアル系の頃。ん~今聴いて再評価できるレベルかと言われるとキツイですが、ポップな楽曲も多く、いち早くラップ調な曲も作るなどなかなか面白い存在でした。
メジャー1stからたった3ヶ月でリリースした2ndは良い曲が多かったなぁ。

Eins:Vier/Dear Song (PV)

ザ・変なボーカル、アインスフィア。しかし、この声が攻撃的じゃなくてなんだか癖になるんだよなぁ。今聴くと、アレンジとか色々しょうもない部分がいっぱいですが、楽器のバランスは悪くなかったりするのも面白かったり。
これでもオリコンインディーチャート1位取った事あるんですよ。
ホントに懐かしいわ。

BUCK-TICK/鼓動 (PV)

ラストは皆ご存知バクチクで。数ある名曲の中から何をチョイスするかだけ迷いましたが、今日は鼓動で。とにかく聴けば良いじゃないって感じ。気に入らないならそれまでですわん。

さてさて、2つぐらいは有名どこですが、後は皆さんどうなんでしょ?まぁその2つ以外解散しちゃったとは思うのですが。
楽しんで頂ければこれ幸いですね。

今後は、海外パンク、ガールズポップロックなどなどまとめて動画を見ていただけたらと思います。気になるバンドを掘り下げて頂ければ。

それがyoutubeの良いとこのはずですしね。

それでは。
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by shimo_G | 2009-01-13 23:00 | 音楽

相対性理論 / ハイファイ新書
【"萌え"なんて言葉使いたかぁねぇが、これは"萌え"という以外ないわさ】

ハイファイ新書

相対性理論 / インディーズ・メーカー


最近の邦楽はホント面白いバンドがいっぱいいるなぁ。

相対性理論は正直良く俺も知らないのですが、ずーーーっと前から、Amazonの野郎が俺に「お前マジ絶対これいいって!聴けって!」ってお薦めしてくるもんだから、何となしに気にはなっていたのですが。どうやら、前作から音楽好きさん達はざわざわしていた様子。
おとといニューアルバムがお店に並んでいたので、ちょいと試聴して10秒ほどでレジへ。

いいね、これ。マジいいですよ。

するりと耳に雪崩れ込んでくるギターフレーズ、押さえ込まれたドラムプレイ、跳ねるベースになんとも形容しがたい舌足らずの囁くようなボーカルで、一気に世界を構築する#1.テレ東。タイトル通り変な歌詞w
不安を煽るようなギターミュートと、抜け切らないアルペジオ、終始クローズで叩かれるハイハットに軽やかに乗る、圧倒的なセンチメンタリズムが毒すら感じさせる#2.地獄先生。序盤の「シミュレーション、シミュレーション、心霊現象」ってなんだかわけわかんない歌詞が、やくしまるえつこのボーカルに乗って脳内のシナプスに届いて、感じた事の無いような変な気分にさせる#3.ふしぎデカルト。「あなたが霊でも わたしはいいんだよ」ってフレーズがとにかく切ない。
大気圏に打ち上げられ、世界各地の紛争を俯瞰で見るような神の視点を持つ"あなた"と、"わたし"の物語#4.四角革命。絶妙な言葉遊びとギターフレーズの絡み合いがたまんない。
打って変わって、打ち込みサウンドにちゃらいクラップ、そしてまたもや脳幹を蕩けさすやくしまるえつこのボーカル、意図があるのか、ないのかわかりにくい歌詞にやられる#5.品川ナンバー
「学級 学級 学級崩壊進行中」のフレーズ一発で、完全に持ってかれる#6.学級崩壊。ホントこのフレーズが脳から離れないのよね。相変らずミュートの使い方が効果的。そして、ボサノバ的でありながら、サーフミュージックのようなクリアなギターフレーズが心地良く、ヘタウマを感じさせながらも、完全に計算されたサビのボーカルブレスのタイミングに悶絶する#7.さわやか会社員っ!!!なんか、もうちょっとエロいわw。結構カッチリ弾いてるアウトロギターソロも心地良いね。
相対性理論的言葉遊びの局地的な#8.ルネサンス。初めて入る男性コーラスも、上手いんだか下手なんだかw。
ラストは「わたしもうやめた 世界征服やめた」というドキっとするフレーズで始まる#9.バーモント・キッス。地上から浮遊して宇宙空間に投げ出されるようなサウンドも面白い。

ん~、何を褒めて良いのか、ホント難しいのですが。
一貫して歌メロはポップなのに、やくしまるえつこの舌足らずなウィスパーボイスで歌う事によって、圧倒的なセンチメンタルとどこか心の奥底をチクチクするような毒を含んでしまうのが、脳内から離れない理由の1つだとは思う。
ここの演奏は曲調的に圧倒的な上手さを感じるわけではないが、十分なプレイ。
何より、あえてなんだろうが計算具合が透けて見えてくるのが心憎い。

特に、さわやか会社員のブレスなんて、もう狙いきってるんだと思うが、
その狙いが"わかった気になれるように作っている"というのがこのバンドの一番面白い所だね。
もう、やくしまるたーん!って感じw。

なんにしても、ポップなメロはやられます。
前作もこりゃ買わなきゃしょうがないな。

シーミュレイション♪
シーミュレイション♪
心霊現象♪

離れません。
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by shimo_G | 2009-01-09 01:48 | 音楽

氷菓 / 米澤穂信

氷菓 (角川スニーカー文庫)

米澤 穂信 / 角川書店


ほいでは、今年一発目は大好きな米澤さんの本。
第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞のこの作品。
いわゆるライトノベルという出発のこの本ですが、それだけで読まない方がいるなら勿体無いし、米澤さんの小市民シリーズを楽しめた方なら、確実に楽しめるはず。

んでは、あらすじ。

神山高校。進学校でありながら、文化系クラブの活動が活発で、年に1回ある文化祭は地域でも盛況。
そんな高校に進学した、勉学にも恋愛にもスポーツにも興味を持たない折木奉太郎<おれきほうたろう>は、海外を旅する姉からの手紙で廃部寸前の古典部に入部することを強要される。「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければならないことは、手短に」をモットーに掲げるホータローは難色を示すも、頭の上がらない姉の命令を聞くことにする。
放課後、古典部の部室である地学講義室へ向かうホータロー、鍵のかかった教室の扉を開けるとそこには長身で黒髪の清楚という形容に相応しい女子高生がいた。彼女の名前は千反田える<ちたんだえる>。ホータローと同じ古典部の新入部員。
顔合わせだけ済ませて、帰宅しようとするホータローは「戸締りを頼むぞ」と千反田に言いその場を去ろうとするが、彼女は鍵など持っていないという。内側から鍵をかけることの出来ない教室は何故密室になったのか?彼女の度忘れという事で話を済ませようとするホータローだが、それでは済まなかった。

清楚だと思った千反田は大きな瞳を凛とさせ、後々のホータローにとって悪夢のような言葉を紡ぐ。

「わたし、気になります」と。

バカバカしいと思って帰ろうとするホータローだが、千反田はスカートをギュッと拳で掴み、上目遣いで彼を睨みつけていた。その迫力に気圧されたホータローは、教室が密室になった理由を考えるのだが。

いつの間にか密室となった教室、愛読されない愛読書、あるはずの文集をないと言い張る少年。好奇心の塊の千反田に振り回されるホータローは、数々の日常の謎を解き明かす。

そして、ある日曜日、千反田に呼び出されたホータローは、彼女の伯父で行方不明となっている元古典部の関谷純について相談を受ける。千反田が子供頃、伯父に聞いた話を、彼女は思い出したいとホータローを頼るのだが。

33年前に作られた古典部の文集「氷菓」について調べるホータロー達は、伯父の言葉にならない思いを受け取る事になる。

っと言った感じ。

小市民シリーズの「春季限定~」と同じような、細かい日常ミステリーを貫く1本のバックグランドがあって、最終的にはそれが解き明かされるという形式ですな。
とにかく良い意味でキャラが立っていて、読みやすい。ミステリーとして額に眉を寄せて読むよりも、とにかくキャラの掛け合いを楽しめば良いと思います。

真相はなんとなしにセンチメンタルな気持ちに。

この後、「愚者のエンドロール」、「クドリャフカの順番」と古典部シリーズは続いていきますが、「クドリャフカの順番」が本当に、本当に素晴らしいので、ここから順番に読んでいって「クドリャフカの順番」に辿り着いてくださいな。

小市民シリーズがかなり好きなので、こっちを読んで楽しめかったらやだなぁ…なんてちょっと思っていたのですが、そんな事なかったですな。

有栖川有栖の江神シリーズ、ドンウィンズロウのニールケアリーシリーズ、京極夏彦の京極堂シリーズ、そして米澤穂信の小市民シリーズと、大好きなミステリーのシリーズに確実に入るこのシリーズ。

楽しみがまた増えました。
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by shimo_G | 2009-01-08 01:18 | 漫画・小説

あけましておめでとうございます。
はい、どうも。

本年もブログ、そうずら。をよろしくお願い致します。
まぁ、このブログも後半年の命です。

出来るだけ更新できるように頑張ります。

甲府に旅行で行ってきました。
パチンコばっかやっていた気もしますが…。まぁ良いリフレッシュですね。

必殺仕事人見ました。
ジャニーズが出ているというだけで安易な批判はナンセンス。

でも、まぁきっついなぁ…。というか、スペシャルでしか放送しないから、個々の役がカッチリしてないよね。水川あさみは顔立ちが好きなタイプだし、特別演技が下手だと思っていたわけでもないが、今日の役は最悪だったなぁ…。セリフの端々にブレあって、イマイチのめりこめず。殺陣も下手すぎたし…。
松岡君も無理してない?って感じ、大倉君やっけ?演技は荒削りだからちゃっちぃけど、表情とかはそんな悪くなかった気がする。
沢村一樹は水川あさみ斬るシーンの演技は素晴らしかった。ぞくっとする感じ。殺陣も悪くないしね。

とりあえず、1回照明関係を見直して欲しい。これは最近やってる時代劇全てに言える。
昔の仕事人は光と闇の使い方が本当に上手かった。役者云々より演出面でのしょっぱさが気になります。ってか、役者って観点ならば、昔の仕事人、仕掛人、仕置人とかだって結構変な人出てたよ。和田アキ子なんて殴り殺すって殺し方やったし。

秀とか完成されたハマリ役ばっかと比べるのは、ちょっと可哀相かな。
それにしても竜雷太、前田吟あたりは手堅いのは確かだな。

フジが時代劇を辞めてしまったのが残念だな。

どうでもいいが、最近釈由美子の可愛さを再認識。
今年は釈ちゃん(ワンダフルでの呼び方だな)を気にしていこう。

相変らず、本ばっか読んでます。
古典部シリーズ最高ですっ!レビュー書きますっ!

さて、今年の目標は何にしようかしらん。

電撃結婚?…無いね。
しかし、まぁ親父とかさぁやっぱおじいちゃんって感じになっててるもんなぁ…。

んじゃ、電撃結婚でw
頑張らずに、目標達成しますw

無理なんはわかっとるがなw

それでは、今年もよろしゅう。
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by shimo_G | 2009-01-04 23:34 | 観察日記。

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